「豊岡鞄」に認められた高品質と信頼性
最先端の技術と伝統的な技巧の調和
品格と優美をまとった美しい鞄
「KANEDAITO(カネダイト)」は、最高品質を誇る服部のフラッグシップブランドです。
服部の鞄は、天保元年(1830年)の創業から約200年にわたる長い歴史の中で培われた卓越した技術力に支えられています。
その原点は、日本有数の鞄の産地・豊岡の伝統工芸「柳行李」にあります。明治時代には、この柳行李を携帯しやすく改良した「鞄型柳行李」を創案し、
さらに強度を高める「柳行李縁金具」で特許を取得するなど、常に技術革新を続けてきました。
その高い技術力と品質は、厳しい企業審査と製品審査に合格した製品のみに与えられる「豊岡鞄®」に認定されていることでも証明されています。
合格率約5割という狭き門を通過した鞄は、目に見えない裏側の縫い目一つにもズレが許されないほどのこだわりを持って作られています。
この徹底した品質へのこだわりは、江戸時代から同社に伝わる屋号「カネダイト」に宿る”ものづくり”の精神に深く根ざしています。
長い年月をかけて培われた伝統技術を基盤としながらも、現代のライフスタイルの変化に合わせた革新的なものづくりに挑戦し続ける姿勢こそが、
服部の鞄が放つ品格と信頼性の源泉なのです。
高品質と信頼性を守る7つの品質基準
「豊岡鞄」の認定を受けるためには、7つの厳格な品質基準をすべて満たさなければなりません。その審査は非常に厳しく、外観の美しさはもちろん、普段は見えない裏側の縫い目のズレひとつさえ許されない、細部にまで徹底した品質管理が求められます。
これら7つの品質基準は、鞄作りの全工程を網羅しています。まず「素材」では、生地や皮革に傷や色むらがなく、金具も外観・機能・強度ともに優れたものが求められます。「縫製」では、糸切れや目とび、歪みがなく、針目が均一で美しいことが必須です。「技術・仕様」では、革の断面を処理するコバ磨きなどの専門技術が優れていること、接着剤のはみ出しがないことなど、職人の丁寧な仕事ぶりが問われます。
さらに、持ち手や角など負荷がかかる部分には「補強」が適切に施され、長期使用に耐える頑丈さも保証されなければなりません。「機能・形状」では、鞄としての使いやすさに無理がなく、全体のフォルムに歪みがないことが求められます。そして「仕上げ」として、糸くずやゴミが一切なく、最終的に美しい形に整えられているかを確認。最後に、これらの品質基準を土台とした上で、「意匠」として豊岡鞄のブランドコンセプトを体現し、機能性と情緒性を兼ね備えた、持つ人の暮らしを豊かにするデザインであることが認定の条件となります。
このように、素材選びからデザイン、製造、仕上げに至るまで、細部にわたる厳しい基準を満たした製品だけが「豊岡鞄」を名乗ることができ、その品質と信頼が守られています。
服部は優れた品質基準に合格した「豊岡鞄®」認定企業です
「豊岡鞄®」は、日本有数の鞄の産地である兵庫県豊岡市で生まれた地域ブランドです。
1200年前の柳行李を起源に、その長い歴史の中で技術を磨き確かな品質の鞄をつくり続けてきました。
“企業審査”と”製品審査”、この⼆段階の審査に合格した鞄だけが「豊岡鞄」です。
豊岡産の鞄の中でも兵庫県鞄⼯業組合が定めた基準を満たす企業によって⽣産され、品質を守るための審査に合格した製品を「豊岡鞄」と認定しています。
豊岡鞄として製品認定されるためには設けられた7つの品質基準を全て満たすことが必要です。その合格率は約5割。
外観だけでなく⽬に触れることのない裏側の縫い⽬ひとつのズレさえも許されません。
優れた鞄を安⼼して使っていただくために豊岡鞄は品質の細部にまでこだわることを約束します。